内閣改造、防衛大臣に森本敏拓殖大大学院教授が内定しました。
自民党に歩み寄るために、野田首相は、内閣改造をしますが、意味があるでしょうか?
野田首相は、消費税増税法案に、政治生命をかけると言っています。
そして、そのために、あらゆる手段を考えていると言っています。
ただ、現在の状態では、衆議院が可決されても、野党が多数の参議院で可決されなければ、消費税法案は廃案となります。
冷静に分析をすれば、野田首相は、自民党の対案を丸のみをしない限り、法案は成立しないでしょう。
このような中で、内閣改造に着手します。
その中で、防衛大臣に一応民間人である森本敏氏が起用されます。
一応というのは、森本敏氏は、元自衛隊員であるからです。
そのため、シビリアンコントロールの観点から考えると、少し危うい気もしますが、ただ、自衛隊員は軍人ではないので、一応問題はないでしょう。
森本敏氏は、自民党の政権時代に外交、安全保障のアドバイザーとして自民党の部会などに出席していました。
この点を、今後の野党である自民党と協議をするため、野田首相は期待しているのでしょう。
自民党とパイプがある森本敏氏を通じて、何とか自民党の賛成を得て、消費税増税法案を通したいのでしょう。
しかし、誰でも分かることですが、消費税を上げる前に、公務員の給料削減や天下りの廃止など、やることはたくさんあるはずです。
一応今後2年間だけ、国家公務員の給料は7.8%削減をしますが、2年間だけの限定です。
天下りなどは、官僚がやりたい放題やっている現状は変わりません。
結局、野田首相というのは、官僚の言いなりなんですよね。
もっと具体的に言えば、財務省の言いなりです。
あの、松下経済塾出身の連中は、ロクな連中がいません。
日本の癌です。
まぁ、内閣改造をして、自民党が消費税増税法案に賛成するかは、疑問ですが、アホな政治家ばかりの日本の現状は、正直うんざりです。
どこかに、少しでも真面な政治家はいないでしょうか?
そのような事を言っても、今の日本の政界を見ているとむなしいだけですね。
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